コラム09 【ステップ見込み客フォロー商品力ターゲット(ペルソナ)とコンセプト】
ターゲット(ペルソナ)とコンセプト~成功大家さんの空室対策
アパートメントオーナーから頂いた空室相談を444件ほど
その空室問題に特化して長年取り組んだ経験から生まれた空室対策。
今回もステップ2「見込み客フォロー」の「商品力」についてお話しします。
商品力を支える3つのポイントは、
- ターゲット(ペルソナ)とコンセプト
- ターゲットの絞り込みと分析
- リーシング力
です。
では、具体的にご説明しましょう。
まずは、「ターゲット(ペルソナ)とコンセプト」についてです。
一般的に「ターゲット(ペルソナ)」
ターゲットは標的です。
そしてペルソナはターゲットをさらに踏み込んで詳細に表した人物像のこと。
「コンセプト」は概念でと訳されますが、ここで言う「ターゲット(ペルソナ)とコンセプト」とは、人と建物です。
どんな人に住んでもらいたいか想定し、その人のニーズに応え、どんな風に住んでもらいたいかを考えてアパートメントを企画することを指しています。
ターゲット(ペルソナ)は、立地と市場リサーチから想定します。
例えば、駅から10分以内の物件で、通勤に便利。駅への経路に、スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストア、金融機関、クリニックなどがあり、仕事帰りにさまざまな用を済ませることができる。しかも駅への道は夜でも明るい。こんな立地条件であれば、単身の女性に喜ばれる。
このように具体的な人物像を想定し、ターゲット(ペルソナ)を絞り込みます。
ターゲット(ペルソナ)が決まったら、次はコンセプトを設定します。
ターゲット(ペルソナ)は単身女性です。
そして、必要なのはセキュリティ、デザイン性、快適な居住性のポイントとなる水廻りや収納などハード(設備)の充実、長く住んでもらうためのソフト(サービスなど)を熟慮した、建物、居室です。
プリマのターゲット(ペルソナ)は、20歳~45歳働き盛りの単身女性です。
コンセプトは
・ヨーロッパ長の外観・内観における圧倒的な差別化
・女性目線で考える安心と安全のセキュリティ
・邸感染湯面積1.5倍、開放的な3.6mの天井高
このようにターゲット(ペルソナ)(=人を)想定したコンセプト(=建物を企画)で、入居者を絞り込むことが、新時代の賃貸経営の考え方です。
▼空室の相談はコチラへ
▼市場環境リサーチ・空室リサーチ相談はコチラへ
YO-SORO 石川龍明