コラム10 【ターゲット(ペルソナ)を絞り込む!新しい時代の賃貸経営~成功大家さんの空室対策】
新しい時代の賃貸経営は、ターゲットの絞り込みが重要なポイント
たとえば、ペットと一緒に住むことができる「ペット共生型マンション」、あるいは防音性が高く室内で楽器演奏が可能な「音楽マンション®」、車庫と住居が一体化した「ガレージハウス」といったコンセプト型賃貸が注目を集めています。
こういった物件は、同じ趣味や思いを持った人が集まっており、入居者同士のトラブルも少なく、コンセプトが気に入って契約しているため、長期にわたる優秀な入居者を獲得できます。
ただし、計画時にコンセプトにマッチしたニーズが充分にあるかを分析することが、成功を左右する重要なポイントです。
ターゲットの絞り込みと分析で、市場獲得へ
プリマは、働く女性専用の賃貸です。つまりプリマのアパートは、「働く女性」のためのコンセプト型賃貸ということになります。
もう少し極めると
『働く女性を応援するアパートメント』なのです。
ではこのコンセプトを、市場に当てはめるとどうなるか、分析してみましょう。
人口に占める男女比が1:1と考えると、市場は全体の50%となります。そして働く女性、つまり働き盛りである25歳から45歳くらいの女性をターゲティングすると、女性の半数となり、25%となります。
これが絞り込みです。
市場は25%と広くはありません。しかしカテゴリーを絞り込んで明確なターゲットを設定することで、強いニーズ、ウオンツとなり、見込み客フォローに直結するのです。
16年前には
「女性専用なんてダメでしょう」
「本当に1/4となる25%に絞り込んで大丈夫なの」
と言う声をたくさん頂いたものでした。
しかし、16年経った2023年の今、空室が増える中で
万人受けする間取りは淘汰され
脳みそに汗をかいて考えた差別性や
脳みそに汗をかいたターゲット(ペルソナ)の絞り込みが
満室経営の柱となっているのです。
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YO-SORO 石川龍明