#01賃貸経営の目標を定める
あなたのアパートメントが、1年経って望ましいところはどういうことかなぁ？
ということを考えてもらいたい。
やっぱりいずれ賃貸経営っていうのは
後継者となる自分の子供、自分の孫、もしくは甥っ子、姪っ子に渡すときに
「いやぁ。こんなカタチにしておいてくれて
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おじさんありがとうね」
なんてことになる、そういったものが望ましい状態だ。
このセミナーはそんなことを垣根ひとつ作らずにいろんなことを
脳みそに汗をかいて考えたいというところから始まっている。
特にプライベートのことはもう本当に個人情報ですから
しっかり守らせて頂きながら
家族の幸せにつながる賃貸経営を考えてもらえたらと思って開催する。
テーマそれぞれに対して
５つのペンタグラムを使ってわかりやすく話していくのがこのショートセミナーだ。
まずは賃貸経営の「目標設定ペンタグラム」は
望ましいことを考えると自然と問題点が出てくるものだ。
問題点ってなんだろう…
そう、例えば
家賃が下がってしょうがないなあとか
空室が少し多くなってきたなあとか
入居者のひとりが家賃を延滞をしてるなとか
アパートの雨漏りがちょっと部屋によって出てきちゃったな…
こんなことの羅列のひとつひとつを鉛筆なめなめ書き出していく。
この行動をすると、不思議と問題点がはっきり見えてくるのだ。
それに対して疑問を持つことになるのだが
疑問を持つのは1個ずつじゃなくて、いくつか出てくるが
しっかりと交通整理が必要だ。
例えば例をあげると
項目を挙げてグループ化していく方法をとってみる。
・お金のこと
・建物に関すること
・税金に関すること
・入居者に関すること
・自分たちの家族に関すること
カテゴリーのファイルを作ってそこへどんどん入れていく
そのファイルができると、どれから順番にやっていけばいいのか
優先順位を考えて
「今年1年でやりたいことはこれとこれなんだよな」
これが答え（アンサー）です。
低い位置からレールが上がっていってテーマが決まる。
このテーマを1年かけてまずはやってみて
全体計画を3年ぐらいで完成させよう。
レールを引くということが明確になる。
これが大事だ。
もう一度言いますけど、まず最初に今は無理かもしれないけど
こうなってたらいいなって行くことを明確にする。
資産の資産の組み換えだって
売却になるのか
事業再生リノベーションになるのか
それとも、建て替えになるのか
選択肢は各家庭で違ってくるだろう。
ただ、売却だけは
僕のメンター、タクトコンサルティングの本郷先生もよく言われるのだけれど
現金が入るとなんだかんだでお金が砂時計のように無くなっていく
虚しさと未来が見えないこともある。
お金のこと
建物のこと
税金のこと
入居者に関すること
を自分たちの家族で話し合い、なんでもいいから文字にしてみよう。
そしてその問題点の解決策を話し合うことが
長期にわたる安定経営の基本中の基本となる。
そう、家族でちゃんと考え話し合い
まずは自分たちのレールを引いてほしい。
レールを引くときには
1年のスパンなのか
3年のスパンなのか
5年のスパンなのか
それも考える必要がある。
なかなかわかりずらかったら
僕がZOOMでお付き合いするので
・家系図
・問題点リスト
を送って頂ければ一緒に整理することも可能だ。
最後にもう一度整理する。
「賃貸経営の目標設定ペンタグラム」は
①望ましい状況
②問題
③疑問
④答え
⑤テーマ
これを書き出して、3日ぐらいほっぽらかそう。
1週間ぐらいほっぽらかしてもかまわない。
寝て改めて目覚めて、冷静になってください。
昔、中学生の頃、夜中に書いたラブレターを朝読むと
顔が真っ赤になるような恥ずかしかったことは誰しも経験したと思う。
それと一緒だ。
1回クールダウンすることも忘れずに
そして自分が腑に落ちる「目標設定」を創ることだ。
それでは今日はこの辺で
最後まで読んで頂きありがとうございました。
YOーSORO
笑顔同封 石川龍明
▼横濱のコワーキングスペースから発信する賃貸経営のピン・ショートショート動画集01（YouTube）