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コラム02【空室対策に必要な智慧~4サイクルと10メソッドの話】
「新築でも入居者が入らない」
「リノベーションで300万円かけたけど、半年も入居者が入らない」
「自主管理なので、仲介を頼んでも後回しにされる」
「3ヵ月空室が続いたら、家賃を1万円下げて入居を決めたいと仲介会社から言われた」
これは、地主さんや大家さんからいただいたご相談の一例です。
お悩みの中でダントツ1位は、なんといっても空室問題なのです。
長年、賃貸住宅に関する仕事をしてきた私は、家主さんとともに「空室対策」に取り組み、戦ってきました。その経験から生まれたのが、「空室対策4サイクルと10メソッド」です。
『長く住んでもらうための、4サイクル』
アパートメントに住んでいる方から
来月出ますと連絡をもらったら、どうしますか?
私は家主さんから空室対策のご相談を受けたら、4サイクルの話をしながら、情報の共有をします。
4サイクルとは、以下の4つのステップからなります。
ステップ1【集客】
↓
ステップ2【見込み客フォロー】
↓
ステップ3【契約】
↓
ステップ4【顧客化】
「集客」とは、知ってもらうことです。
マーケットリサーチで入居者層を明確にし、ターゲットに向けて情報を発信するのです。
「見込み客フォロー」のためには、内覧してもらうことが重要です。
内覧は何件あったか、不動産会社に聞いてみましょう。
「契約」に結びつく、魅力をアピールしていますか。
POPや小冊子を効果的に利用することで、空室が埋まる確率はグンと上がります。
「顧客化」、つまり長く住んでもらうためのステップです。
住み続けてもらうために、入居者との関係を良好に保つことを考えましょう。
次回は10のメソッドについて、お話しします。
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YO-SORO 石川龍明