収益改善リノベーション(古さをヴィンテージ(風合い)という価値観に変えるプロジェクト)

2020年11月28日2023年4月25日

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基本コンセプト

古さを伝統という価値観に変えるプロジェクト
ヴィンテージ感が好きなクリエーターや技術者の男女入居者がターゲット
CHANGE(変化)➡CHANCE(チャンス) 変化はチャンスだ!!
住まい手目線で創る、一部屋から始められる 6 のデザインコンセプト
アパートメントのアンチエージング(収益改善と経営改善)

古さを伝統という価値に変える

「伝承」と「伝統」というキーワードがあります。
伝承は昔からあるものをそのまま引き継ぎ守っていくことです。

一方、伝統は昔から受け継いできたものをその時代に合わせてイノベーションを加え受け伝えていくことです。

例えば、歌舞伎は日本の伝統芸能のひとつで江戸時代の頃からあったと言われています。

おそらく、昔からある演目を伝承してきたとしたらとっくに歌舞伎は廃れていたのではないでしょうか。

しかし、歌舞伎役者やその関係者がアレンジを加えて新しい価値を加え続けてきたことで今でも支持され続けているのではないでしょうか。
「伝承」していただけでは、こんなアイデアは生まれなかったと思います。

時代に合わせ、常にイノベーションを積み重ねていく。
これが「伝統」なのです。

なぜこのような話をするかと言うと、賃貸経営も同じだからです。

その代々の家長がイノベーションをして長期に渡った安定した収入を確保して行くことを目的として
この『収益改善リノベーション』というプロジェクトを立ち上げました。

入居者目線の収益改善リノベーション『Dragon Vintage』

最近、PRIMA と共にお問い合わせをよくいただくことが多いのが収益改善リノベーション Dragon Vintage です。
築 25 年~40 年位の RC マンション、木造アパートメントを入居者目線でリノベーションを行うプロジェクトです。

私どもでは、築年数の多いマンションを新築と同じ仕様で戦わせるのではなく、
古さを生かしたヴィンテージ感のあるリノベーションとして企画しています。

古きよき時代の品物とは、ヴィンテージもののリーバイスのジーンズだったり、
時計で言えばヴィンテージもののロレックスのようなものだったり。

こういったものには、肌や手に馴染む、
新品より味のある希少な価値を感じます。

物を大切に生かして使おう…というのはアパート経営の世界でも共通するものだと私は思っています。

これが、私どもが手掛ける『DRAGON Vintage』の考え方となっています。

絞り込みは長期にわたる入居につながる

ここでまず私たちが大切にしているのは
カテゴリー(誰に住んでもらうか)と
コンセプト(どんな暮らしを楽しんでもらいたいか)の絞り込みです。

5 年前くらいから始まった、この収益改善リノベーションは
築 40 年のマンションのエントランスと
7 階ワンフロアの 4 部屋を手掛けさせて頂いたり
同じように築 38 年のマンションを 3 部屋手掛けさせて
いただく事から始まりました。
そこには強いアパートメントオーナー達にウォンツがあったのです。

おかげさまで、どのお部屋も評判が良くすぐ満室になり、作品を絞り込んだ結果、
こだわりをもつ優良な入居者に入っていただくことができました。

こだわりを持つ=長く住んでいただく。
オーナー様にとっても、安定した経営という良い結果に繋がっています。

エントランスからリノベーションする

『DRAGON Vintage』成功事例として、築 40 年のあるマンションに関してお話しさせていただきます。

この物件では、お部屋だけではなく、お部屋につながる
動線としてのエントランスからリノベーションさせていただきました。

最近注目を浴びるようになった男前インテリアのコンセプトをエントランスに採用しました。

各お部屋に関しては

ナチュラル Style
NY ブルックリン Style
シャビーシック Style

をコンセプトとしたリノベーションを企画させていただきました。

ここでは、エントランスをコンセプトのあるものに変えて
入り口から入り、エレベータ室までの間がデザインされた空間になることで、
内覧者の方々に強く共感していただく結果となり、面白い状況が生まれました。

面白い状況とは、
「部屋も気に入ったが、決めてはこのエントランスでした。新築のマンションと違う暖かさを感じたのです」
というご意見をこの度引越してきた女性から頂きました。

築 44 年 RC マンション一棟再生プロジェクト物語

成功事例のホームページに私が書いた原稿を紹介します。

コンセプトは「旧さを伝統と価値に変える」
東京都世田谷区の北部に位置し、同区北沢地域に含まれる
閑静な住宅街、世田谷・松原の地に 44 年佇み続けたマンションである
ヴィラオリンポスの新たなる再生デビューの幕開けです。

ビートルズの名曲『インマイライフ』を歌うジョンレノンの声が聞こえてきそうな街、松原。
世田谷に合うアパルトマン風のファザード(外観)デザインに住む人と
コンセプトがマッチングする 4 つのデザインである
「NY ブルックリン Style」「ビーチハウス Style」「ナチュラル Style」「ミッドセンチュリーStyle」
をラインナップに揃え、住まいて目線を大事にするオーナーの思いと、
私ども創り手の想いがカタチになった
旧さを伝統と価値に変えたワクワクする住空間です。

カフェかと見間違うほど可愛らしい外観で、
お家に帰るのが楽しみになりそう。

便利な宅配ボックス、オートロックつき、
さらにインターネットは無料といった申し分なしの設備も魅力です。

4 種類のデザインタイプをご用意しておりますので、
あなた好みの空間を選ぶことができます。

このヴィンテージマンションは現状の「ウィズコロナ」の時期に
45 日間で 11 世帯すべて満室となりました。

また、メディアからも取材が殺到して
リビング&ライフスタイルマガジン『Lives』と
TBS テレビ『王様のブランチ』から取材を受ける作品となりました。

Dragon Vintage 事業計画

★エントランスリノベーション工事

3,000,000 円
6 部屋(30 m2)3,600,000 円×6 部屋=21,600,000 円
エントランス 3,000,000 円+6 部屋 21,600,000 円
=24,600,000 円
24,600,000 円+消費税(10%)2,460,000 円=27,060,000 円

★収益

家賃設定 96,000 円
管理費 5,000 円(wifi 使い放題)
合計 111,000 円
111,000×6 部屋×12 ヶ月=7,992,000 円

★利回り=7,992,000 円÷27,060,000 円=29.53%

【Dragon Vintage の6つの主役たち】

ビーチハウス style とは

サーファーズハウスといわれる西海岸風のインテリア
ナチュラルで爽やかな雰囲気が魅力的
そんな素敵な空間作りを叶えたおしゃれでハイセンスな
ビーチハウス style はマリンスポーツや海の好きな人たちに
人気がある。

ブルックリン style とは

ニューヨークのとなり、橋を渡るとマンハッタンとは対照的に
古いアパートメントが多く立ち並ぶ街がブルックリンだ。
マンハッタンより家賃がリーズナブルということから
クリエイター・デザイナー・アーティスト・ミュージシャンたちが
移り住むクリエーティブな街
おしゃれなカフェやショップなどが次々にオープンして
注目を集めているエリアでもある

ミッドセンチュリーstyle とは

インテリアショップでよく耳にするミッドセンチュリーという言葉…
改めてミッドセンチュリーとは何のことかご存知だろうか?
直訳すると「世紀の中間」という意味だという。
1950 年代を中心に 1940 年~1960 年代にデザインされた
家具やインテリア、建築物などを「ミッドセンチュリー家具」
「ミッドセンチュリーインテリア」
「ミッドセンチュリーデザイン」等と読んでいます。
この時代自体を示す言葉として使われている

ナチュラル style とは

最近、最も人気のあるインテリアスタイル
「ナチュラル」を直訳すると「自然、天然」となる。
ナチュラルインテリアは都会的でシンプルな
雰囲気がありながら、ナチュラルの言葉を示すとおり
自然の温もりも感じさせるインテリア
奇抜な装飾や色は使わず、すっきりした直線や曲線を基調
にして、全体的に淡いトーンでコーディネートをするので
流行に左右されない文字通り「ナチュラル(自然)」な
インテリアスタイルとなる。